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PPPoEの設定

佐藤 修紀

PPPoEとは

PPPoEとはEthernetリンク上にPoint-to-Pointのリンクを張るためのプロトコルである。 詳しい事はRFC 2516を参照の事。

PPPoEでは接続を待ち受けるサーバをAC( Access Concentrator)という。 FreeBSD 4.2ではPPPoEリンクを張るためのプログラムが標準で組み込まれているため、 カーネルを再コンパイルし、設定するだけでこの機能が利用可能となる。

参考


man pppoed
man ppp
FreeBSDハンドブック PPPオーバイーサネットの設定

注意

このドキュメントは私がPPPoEを設定した時の覚書であり、 実験的に動作を確認しただけで、セキュリティ、 長期の運用などについては無保証です。

作業

カーネルの再構築

FreeBSDハンドブック Chapter 15.3 PPPoEの設定のとおりに カーネルを作成する。

  1. カーネルのソースコードを用意する。
  2. カーネルのコンフィグファイルに以下のオプションを追加する。
    
    options NETGRAPH
    options NETGRAPH_ASYNC
    options NETGRAPH_BPF
    options NETGRAPH_CISCO
    options NETGRAPH_ECHO
    options NETGRAPH_FRAME_RELAY
    options NETGRAPH_HOLE
    options NETGRAPH_IFACE
    options NETGRAPH_KSOCKET
    options NETGRAPH_LMI
    options NETGRAPH_PPP
    options NETGRAPH_PPPOE
    options NETGRAPH_PPTPGRE
    options NETGRAPH_RFC1490
    options NETGRAPH_SOCKET
    options NETGRAPH_TEE
    options NETGRAPH_TTY
    options NETGRAPH_UI
    options NETGRAPH_VJC
    
  3. カーネルを再構築しリブートする。

PPPoE ACの設定

PPPoE ACとして仕立てるにはPPP.confと rc.confの設定が必要です。 ACではpppoedというデーモンが動いており、 PPPoEの接続要求があると 子プロセスとして PPPを

exec /usr/sbin/ppp -direct ${pppoed_provider}
のように起動します。

BEFSR41をクライアントとして使用するときは、 PAP/CHAP認証を必ず使用する事。

  1. /etc/rc.confに以下を追加する
    
    pppoed_enable="YES"
    pppoed_provider="pppoe-in"      #ここで指定した名前がppp.confの設定から選ばれる。
    pppoed_interface="dc0"          #pppoedを使用するインターフェース
    pppoed_flags="-d -P /var/run/pppoed.pid"        #ログを詳細に取る
    gateway_enable="YES"            #gateway機能を有効にする。
    
  2. /etc/ppp/ppp.confに以下の設定を追加
    
    pppoe-in:
        set device PPPoE:dc0
        allow mode direct
        set mru 1492
        set mtu 1492
        set speed sync
        enable lqr proxy
        accept dns
        set log Phase LCP IPCP tun
        set enddisc MAC
        set cd
        set reconnect random 3
        set timeout 0
        set ifaddr 133.24.XX.AA/0 133.24.XX.BB/0 255.255.254.0
    

PPPoE クライアントの設定

PPPoEクライアントの設定。 こちらも同様にrc.conf,ppp.confの設定が必要。 ifconfigではupのみ指定して、ipアドレスはふらない。 現在の設定では、途中でコネクションが切れると、クライアント側の pppのログが溢れる。

  1. /etc/rc.confに以下を追加する
    
    ifconfig_fxp0="up"
    ppp_enable="YES"
    ppp_mode="dedicated"
    

  2. /etc/ppp/ppp.confに以下の設定を追加
    
    pppoe:
        set device PPPoE:fxp0:pppoe-in
        set mru 1492
        set mtu 1492
        set speed sync
        set ctsrts off
        enable lqr
        set cd
        set log phase LCP IPCP tun
        set dial
        set login
        set timeout 0
        set reconnect random 3
        set ifaddr 133.24.XX.BB/0 133.24.XX.AA/0 255.255.254.0
        add default HISADDR
        enable dns
    

この文書について...

PPPoEの設定

この文書はLaTeX2HTML 翻訳プログラム Version 99.1 release (March 30, 1999)

Copyright © 1993, 1994, 1995, 1996, Nikos Drakos, Computer Based Learning Unit, University of Leeds,
Copyright © 1997, 1998, 1999, Ross Moore, Mathematics Department, Macquarie University, Sydney.

日本語化したもの( 99.1 release + JA patch 3.0 (September 15, 1999) 版)

Copyright © 1998, 1999, Kenshi Muto, Debian Project.

を用いて生成されました。

コマンド行は以下の通りでした。:
latex2html -split 0 pppoe-setting.tex.

翻訳は Sato naoki によって 平成13年1月25日 に実行されました。


Sato naoki 平成13年1月25日